もち麦の中でも食感が良く、冷めてもおいしい品種(ダイシモチ)
もち麦は大麦(六条大麦)の一種で、その名のとおりもちもちとした食感があります。本品は、香川県善通寺市内の近畿中国四国農業研究センターが開発したダイシモチ麦が原料です。もち性が強く、食感に優れ、冷めても美味しくいただけるという特性を備え、善通寺にゆかりのある弘法大師に因んでこの名がつけられました。
もち麦は穀類のなかでも、たんぱく質やミネラルのほか、βグルカン(ベータグルカン)という食物繊維を圧倒的に多く含んでいます。βグルカンとは、グルコース(ブドウ糖)がβ結合により多数連結した多糖類の総称で、コレステロールを低下させる働きや大腸ガンの予防が期待される栄養成分です。
・お米に対し、もち麦を2〜3割加えるのが目安です。お米といっしょに洗い、通常よりもやや多めの水加減で炊飯します。炊きあがったら、少し長めに蒸らしてできあがりです。
・もちもちとした食感を生かしておこわにもおすすめです。
・単品でゆでて、みそ汁、スープ、ラーメンなどにもご使用いただけます。
・ひき肉の代わりにハンバーグや餃子、焼売の具にしてもヘルシーに召し上がれます。